こんにちは。らむねです。
親の期待に応え続ける事が使命だと感じている子どもは、
その期待に応える為、一生懸命頑張ります。
それが親のプライドだけの期待で、子どもがその期待に応えられなかった時、
親はどうする事が正解なのでしょうか?
今回はそんな親子のお話です。
親の期待に応えるために頑張っているけれど……思うように結果が出ない子どもに対する接し方
柏原美月さん(52歳)の娘・裕子さん(19歳)は、
超難関大学の医学部を目指す予備校生です。
父が医者の裕子さんは、子どもの頃から父と同じ大学に進み、
兄共々、医者になるよう言い聞かされて育ってきました。
現に、兄は現役で父と同じ大学に合格をしました。
そして、父からは「次は裕子の番だな」と言われ、
裕子さん自身もその時は(次は私の番)と信じて疑いませんでした。
しかし、裕子さんが目指している大学の医学部は、日本でトップクラスを誇る狭き門でした。
現役で合格する事が出来なかった裕子さんに対して、
両親は「あなたには失望した。医学部に入れないならば、海外にでも留学したら?」
とまるで見放すような言葉をかけたと言います。
一浪をして頑張ることを決意
裕子さんは両親に「浪人して、もう一度チャレンジしたい」と志願。
予備校に通わせてもらい、今も必死で勉強をしています。
しかし、模試の結果はいつも第一志望の大学には今一歩届かずでした。
他の大学の医学部ならば合格圏内でしたが、第一志望の大学にこだわり続ける裕子さんに、
予備校の先生は「他の大学に通うことも考えてみたらどうか?」とも指南しましたが、
裕子さんは聞く耳を持たず「絶対に第一志望の大学に合格したい」の一点張りでした。
親の期待に応えたい一心で勉強を頑張る娘……
第一志望の大学に合格できるのか?
(2018.12.19)